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Captain Volkonogov Escaped(英題)
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『Captain Volkonogov Escaped(英題)』に投稿された感想・評価

Omizu
4.0
【第78回ヴェネツィア映画祭 コンペティション部門出品】
ロシアで大ヒットを記録した『サリュート7』の脚本家としても知られるアレクセイ・チュポフ、ナターシャ・メルクロヴァ監督作品。ヴェネツィア映画祭コンペに出品され、ロシア・アカデミー賞であるニカ賞では9部門にノミネートされた。

大傑作!『アノーラ』ユーリー・ボリソフ主演のポリティカル・サスペンスで、幻想シーンを織り交ぜファンタスティックに描かれている。

現状、ロシア映画を絶賛することは躊躇いがあるが、それでもすごく好きだったし大傑作と言うほかない。残虐なシーンが多く、目を背けたくなるが、それでもメッセージの尊さは消えない。

大粛清時代、施設から逃げ出した軍人は、死んだ部下から「虐殺したひとりひとりに赦しを乞わないと天国へ行けない」と言われ奔走する。

ロシアの暗部をダークに描き、安易に救いを求めない脚本が素晴らしい。スピリチュアルな要素もありつつ、ストイックに逃走劇を描ききった演出手腕は凄まじい。

赦しを描いた映画と言えるが、人に赦してもらうことは何と難しいことか。夫を殺された妻、息子を殺された父、父を殺された息子、立場は様々だが簡単に赦してくれる人などいない。

救いのない終わり方も秀逸。あの世とこの世をシームレスにつなぐ演出も素晴らしく、全体の緩急のつけかたもいい。

今これを公開することは情勢的に難しいだろうが、好きな人はいっぱいいると思う。個人的には非常に好きな一本。大傑作!
4.0
アノーラのユーリー・ボリソフ主演。
彼の他の作品ももっと観てみたい。
次回作ではプーシキンを演じるらしい。

この作品こんな内容でよくロシアで作れたなぁと思ったら、
本国では上映されず監督も国外に亡命となったらしい。

同僚の歌の上手さ、皆のダンス、おっさん上司の鞍馬、でビックリ。
シカゴ国際映画祭にて。

歴史フィクション、緊張感漂う独特の雰囲気のスリラー。意外と面白かった。

秘密警察の将校が罪悪感を抱き始め人々への償いをしようと組織から逃走する話。

レニングラード、KGBの前身組織の1つNKVD(内務人民委員部)は国に対する反逆者や裏切り者を容赦なく処刑していた。主人公ボルコノゴフはそのキャプテンで、償いをすべしという天の声?を聞き実行すべく組織から逃走。

それまで罪悪感ありながらも仕事に徹し、冷徹に組織の任務を粛々とこなしてきた彼がスイッチが入ったように何かに目覚める感じ。

彼自身も裏切り者として処刑されるリスクを負いながら不当な扱いを受けた人々をあたる。
償いのつもりでも人々から見ればやはり彼はあの組織の人間なので、そりゃ警戒もされる。

まるで人間の気配を微塵も感じない冷徹な悪役のような彼が後半は監視され追われる側の悲惨な一人の人間になっている。

人間らしさを取り戻していくほど命の危険度が上がっていくという皮肉。

生きるためには人間の心を持つことができないのか。それならば危険を犯してでも人間でいたいということだろうな。

劇中でも時々流れエンドロールで流れるあの曲(アレンジ版)が耳に残る。

*グロくはないがわりとショッキングなシーン多い。

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