賄賂や炎上商法、すべてが当たり前になっている今の世の中を皮肉っているんじゃないかと思えるほど、200年前の作品を分かりやすくおもしろく見せていた。
原作を知らないので、原作が素晴らしいのか見せ方がすごいのか両方なのか。
転落を描く一方で、芸術にも追求していて
そこがまた痺れるものがあった。
孤独がなければ芸術は生まれないと言うが、孤独も人生には必要だなって思った。
幻滅って、破壊的な言葉に思っていたけれど、無に帰り、現実を始めて見つめ直すような、あながちマイナスな意味だけじゃないのかなって思ったりもした。