このレビューはネタバレを含みます
バカンスでの出会いをきっかけに母親としての罪悪感に向き合わされる話。
考察し甲斐がある映画だった。
一見意味不明な行動を、映画内のピースを拾って紐解くのは面白い。
娘を殺したり、縁を切ったのかと思ったけど、許されてるからこそより引け目を感じてしまうんだろうな。
そもそも母性って何だろう
健全な子育てをしようとしたら自由を捨てざるを得ないのはもう人間の宿命だよな…
彼女のような後悔をしないためにできることがあるとすれば
・自分の性質はどうあるのかを早めに知る(人生の最優先事項を子供にできるのか)
・性質に合う人生設計をする
・社会で育てやすい環境を作る
かなあ…
ファーザーでも思ったけどオリヴィアコールマンの本音を隠して取り繕う演技がリアルでとても印象に残った。