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パワー・オブ・ザ・ドッグのusamomのネタバレレビュー・内容・結末

パワー・オブ・ザ・ドッグ(2021年製作の映画)
4.4

このレビューはネタバレを含みます

今話題のべネカンの作品
くらいの知識しかなく鑑賞してよかった

西部劇映画の引き出し少なすぎだけど『ブロークバックマウンテン』がかなり見え隠れしてたんじゃない?かと思った

エリートカウボーイのフィルは男たるものこうでなければと男性性にとらわれていて自分の価値観に反するものをバカにしたり排斥しようとするお方

同性愛なんてもってのほか...な時代ですが、実は憧れの友BH(亡くなってるのかな?)への想いを長年隠していて肌身離さず手ぬぐい持ってる
それを知っちゃったピーターは、、そっち?と思ったらそっち?!サイコパスにもコケティッシュにも見えてしまうピーター凄すぎてみいってしまった
どこまで計画して行動してるのかはちょっとわからないところあったけど
すごい終わり方だったなぁ

犬が吠えてるのちゃんとみつけられたー止めて探した
それにしても弟のジョージはまぬけすぎないか?(キルスティン・ダンストの実際のパートナーとのことだけど)
優しいというより頼りない
いつもどこでなにしてるのかわからないし
人に聴かせられるレベルじゃないピアノを察してあげられないどころか後押ししちゃってるし...
ピーターに牧場のっとられるのも時間の問題だなー

原作はトーマスサヴェージ (1967)だって
ドンウィンズロウの『ザ・ボーダー』読み始めて三部作の前作が『犬の力』ってあったけどこれと関係あるのかな
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