れんこん

パワー・オブ・ザ・ドッグのれんこんのネタバレレビュー・内容・結末

パワー・オブ・ザ・ドッグ(2021年製作の映画)
3.6

このレビューはネタバレを含みます

難しかったけど最後面白となった
考察を色々読んで、どの人物の目線で見るかによって感じ方は変わるなと思った

登場人物のちょっとした表情の変化から、気持ちやその変化を読み取れる。
人間観察が好きな人には面白い映画

最初はジョージに立って見ていて、性に合っていない仕事や、に干渉されるのが耐えられなかったりそれを言えなかったりで孤独だったんだなと思った。に立つと大事な弟を取られることが耐えられない。執拗にブロンコビリーへの想いを語るのも、ブロンコビリーとの思いでと同じことに弟を誘っていたシーンもあり、独占欲や主観が強く、弟を取られたくない、ローズやピーターを排除したい思いが強く出ている。ローズとして見るとの受け入れてくれない態度や、ピアノを弾くように促されるシーンの馴染めず孤独を感じるところで生活へのストレスを感じる。ピーターの立場で見ることはなかったが、
前半と後半でピーターの印象が変わるのも面白い。ナヨナヨしているのかと思いきや、最後の不敵な笑みは狡猾で計算高い。実の父親の死にも絡んでいたのでは?と推測させる。

考察を読んで気付いた部分たくさんあり、一度見では全て知ることはできないなと思った