新年1発目、の映画が果たしてこれで良かったんだろうか…。
思わぬ妊娠で学業も友人関係もうまく行かなくなったアンヌ。どうにかせねばという彼女の、焦りが画面からひしひしと伝わってきて終始居心地の悪い感じ。
現代だったら（中絶の賛否は別として）ここまで苦労することはなかったはずなのに、中絶が罪な時代。1960年代までフランスってそうだったのね…知らなかった…。
もろもろの描写があまりにもリアルすぎて観てる間中ずーーーーっと眉間にシワがよってた気がする…。
アンヌにとってはハッピーエンドだったけど両手をあげて「良かったね！！」と言ってあげられないラスト。そのへんもひっくるめて「女性性の不公平」なんだと思う。
