パットン

アビエイターのパットンのネタバレレビュー・内容・結末

アビエイター(2004年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

2024/5/3
ハワードヒューズの伝記。
名前と大富豪である事は知っていたが、彼がどのような人となりであるかについては寡聞にして存じなかった。
極端な潔癖症とこだわりを持った人物で、金持ちにありがちな人任せをせず、映画にしても自ら監督、脚本を手掛け、飛行機にしても自ら操縦するという、非常に稀有な人物であるがゆえにごまかしは効かない。
精神的におかしくなるシーン、公聴会での論破シーンはまるで別人のようであるが、自分的には好きなタイプの人物で映画としても感銘を受けた。
パンナムもTWAも今となっては、つわものどもの夢のあと、歴史は常に動いていく。
彼のようなものでも、その中にあっては一瞬の輝きでしかないのか。