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土を喰らう十二ヵ月の46のレビュー・感想・評価

土を喰らう十二ヵ月(2022年製作の映画)
3.7
働いて、おなかがすいて、ごはんを食べる
本来そうであるべき姿なのだなと思う 流れ作業のように食を消費するよりも、今目の前にあるものと向き合い、頂くこと。その時々で態度を変えるものではない、人もまた同じ、ゆっくりと静かに向き合う。こういう暮らしができればみんな穏やかなのかもしれない、怒らず、驕らず、生活をし、作り、食べ、寝る。先々のことではなく、今日という日を見つめる。今日という日だけを生きるような、でも決して、特別な日でもなく過ごすような、憧れるものであり、できることではなかなかない。しかし、気持ちを少し意識すれば、少し、丁寧に過ごせそうだと思う。
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