なんだろう、なんというか、土と生き旬を食べる健康で禁欲的な部分と、亡き妻の部下だった担当編集者と恋仲であるという性的な生々しさ。その二つが自分の中ではどうしても噛み合わず、受け入れがたいと感じてしま…
>>続きを読むこの映画を観ると「こんな大自然の中で、土から獲りたての美味しそうな野菜などを食して生活してみたい」と、まず思う。
映画に映される食事が本当に美味しそうで、ひとつひとつ丁寧に扱った食材を大切に食事にし…
2022年 中江裕司監督作品 111分。信州の山奥で犬の「さんしょ」と暮らす作家のツトム(沢田研二)。身体で季節を感じながら畑で野菜を育て、山菜も摘んで料理を作る毎日。時折、編集者で恋人のマチコ(松…
>>続きを読む田舎暮らしの理想型。
ストーリーはありがちだけど
その土地の旬な食材をお洒落にそして美味しそうな映像で見せてくれるだけで食いしん坊には満足度高い映画でした。
松たかこは本当に美味しそうに食べるなぁ…
命の営み
暦と旬と。生と死と。
春夏秋冬一年の自然の移ろいと、旬の土の物を味わう食の営み。いわゆる"田舎暮らし"の素敵だなぁと思うような描写が和やか。大変だけど憧れるような生活。ちょっと美化しすぎ…
そもそも、沢田研二と松たか子ががっつり共演してるんだから、もう有難いに決まっている。
そして、人間としての沢田研二が、常にどこかにいる気もするし、ずっとどこにもいない気もする。
最初は、本当に、いい…
©2022『土を喰らう十二ヵ月』製作委員会