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土を喰らう十二ヵ月のsのネタバレレビュー・内容・結末

土を喰らう十二ヵ月(2022年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

美しいロケーション、生活、企画や空気感など映像としての良さにはすごく満ち満ちていた分それを描きたいがために作られた感じの脚本だけがずっと浮いてて不思議な作品。土井先生のご飯も素晴らしいです。

真知子が…真知子の存在だけが本当にわからないよ…恋人にする必要あったのか?なんとなく彼女に作品の伝えたいことをちょっと背負わせすぎてるように思いました
あの年齢差で恋人である理由が1ミリも描かれないので、「仕事柄2人で進めることも多ければ(しかも作家の中の人はジュリー)あそこまでの年差でも恋愛になっちゃうよね」というご都合感&真知子の天真爛漫さがいかにも彼の年齢的に魅力的に映るような演出になってしまっているのがちょっとゾワっときてしまった。「いい男ねえ」も手を握るのも唐突すぎて、如何わしい感じに効いてしまっている

実力ある役者たち全員の「今台詞を喋っています」感がすごくて、なんか、ずっと、変だったな…………台詞という形骸だけ保って、そこに誰を何に伝えたいのかの中身が何もないまま空っぽの言葉として映像に散らばっている感じがした 物語に何も言葉が組み込まれてこないというか。誰もどんなストーリーなのかを理解しきれてないまま演じている感じがして、ずっと、不思議
未読ですが、おそらく原作が原因では無いと思う
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