前作に引き続きモノクロ映像の作品を鑑賞しました。
1960年代の北アイルランドを舞台にした家族愛を描いた作品でした。
プロテスタントとカトリックの宗教争い騒動に巻き込まれた家族。
共稼ぎの両親は税金の滞納に悩まされ父親はロンドンに出稼ぎ労働者として苦労に明け暮れていた。
末っ子の少年バディの視線を中心に描かれて愛する祖父母との交流や淡い初恋のエピソードなどを挿入され温かい雰囲気に包まれる。
しかし、宗教騒動は激しさを増し家族はロンドンへの移住を検討するが・・・・
監督・脚本を手掛けたケネス・プラマーと言う名前を久しぶりに耳にしました。
彼の事はロバート・デ・ニーロが改造人間を演じた『フランケンシュタイン』でフランケンシュタイン博士を演じ監督まで務められた作品が強烈な印象として強く残っていました。
久し振りに彼の心を感じ取れたような思いでした。
それにジュディ・デンチ。モノクロ映像で皺が深く、大きく刻まれた彼女の表情も強烈でした。
MI-6の重責に疲れ切った(笑)表情ですか???(笑)。
ラストシーンは切なかったです。