マルタ映画。
漁師の主人公が、船ぶっ壊れ、子供の医療費にも悩み、マルタ漁業の闇にも足つっこみながら翻弄されていく話。
マルタ映画が日本に上映されるのは初らしいが、マルタの自然、海の映像は美しく、観光的な気分にもなる。
内容は、主人公があまりに行き当たりばったりというか、金のために信念も何もなくただただ流されて、今までどうやって生きてきたんだというくらい真面目系クズではあるので、そのへんがもやもや。かつ映画としてのテンポも悪いから上映時間が長く感じる。
テーマとしては割とシンプル、金に困った主人公が金稼ぎに翻弄、そこにマルタの独特な文化が加わった感じ。
初マルタ映画ということで点数は甘めになりますが、内容はまあまあ、映像美はありますので、まあ観てみても悪くはないかもしれないです。