このレビューはネタバレを含みます
●緊急通報室のオペレーター・ジョーが主人公。通報してきた女性が重大な危機的状況。電話を駆使して事態を打開しようとするが…って内容。
●屋外の様子も少し映るけど、基本は緊急通報室の中だけで話が進む。ワンシチュエーション物。
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●元ネタのデンマーク版は、初鑑賞時に『コレは面白い』と思ったヤツ。
●『ハリウッドでリメイクされる』と聞いてから、『不安と期待が半々』だった。
●観た結果…面白かった。元ネタが面白いんだから当然と言えば当然だけど。
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●でも、元ネタと比較して違う部分も幾つか有り。
①主人公の感情表現が激しすぎ。
②主人公の家族の話がボリュームアップ。
③オープニング直後の映像や、通報室のセットなど、お金がかかってる。
④ラストが違う。
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●どっちが好きか?観た人ごとに好みは分かれそう。
私は、『苦い終わり方』のデンマーク版の方が好き。でもコッチも面白いので、相対的にデンマーク版のスコアがアップ⤴️した。
●『どちらから観るか?』問題に関しては…やはりデンマーク版から観るのをオススメ。
●声しか出てこないから、『ライリー・キーオ、イーサン・ホーク、ポール・ダノが出てる』って言われても、誰がどの役だったのか?分からずじまい。
●デンマーク版は…『❶お金がかかってない』『❷アイデア一発勝負』…が魅力だった。
ハリウッドでリメイクされて、❶の部分は無くなった。その分、魅力半減…ってのが個人的な感想。
充分面白いけど。
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●どうでも良いけど、いつになったら『ありがとう、トニ・エルドマン(2016)』はリメイクされるのか?
ジャック・ニコルソンの年齢・体力的な問題で無理なのか?