このレビューはネタバレを含みます
今年5本目の劇場
ちょっと思い出しただけ
誰にでも、ふと思い出してしまう昔の恋人が、出来事が、誕生日が、夜が、あるものだよね
葉ちゃんだけじゃない。照生もきっと、國村隼に貰ったホールのショートケーキを食べてほっぺにクリームをつけながら、きっと葉ちゃんのことを、ちょっと思い出している
胸が苦しくなる映画だった
お似合いに見えた2人が別れてしまったことが苦しいのではなく、屋敷にとって葉ちゃんは運命の人だから、苦しかった
分別がついてしまった葉ちゃんは、衝動的に好きな人に会いに行くことも、休館日の水族館で隠れてイチャイチャすることも、この先の人生でないんだろうな
それでも人生は続いていく