1944(昭和19)〜@高知⇔東京
1959の同名作品をリメイク。オリジナル鑑賞済(すぽ評4.3)。
あの途轍もないフランキー堺の役を中居正広が受けるって……凄い勇気だなぁ、、普通は貝のように縮こまってしまういそうな所を、、やっぱアイドルって貝には収まらないんだな、、(しつこい)
と皮肉を言ってしまうのはオリジナル作品がかなり衝撃的で今でも心に残っているからなんだな…(急に裸の大将)
1番残ってるセリフ「嫌な時代に生まれて嫌な事をしたもんです」もスルスルと流れていくようで物哀しく…(別にそれを言った草彅剛が悪いわけではなく、それまでの話の展開や演出の問題だと思う)
中居正広の演技は勢いはあっても目が笑ってないというか子どもに対する接し方も心入ってる?と思ってしまう表面さがずっと気になった。人見知りの皮が剥がれてない感じ。
そして音楽がジブリ感…と思ったらもう絶対に久石譲の方程式。
本来ジブリも久石譲も好きだけど、劇的ファンタジー感がいちいち大仰すぎて(セリフ音量に比べて音楽の音量もデカい)この作品には非常に合ってないように感じた。音楽が差し込まれるたびに感情リセットされる印象(音下げるためにリモコン操作するから笑)。そこにトドメのエンドロール主題歌でオーバーキル。
絶対に泣かせない作戦なら大成功( •᷄ •᷅ ).。oஇ
直前にこの作品の舞台と同じ1944年を描いたドキュメンタリー映画『生きろ 島田叡 戦中最後の沖縄県知事』を観ていたのもタイミングブサイクだったかもしれない。同じ国の同じ年とは思えないほど異世界すぎて沖縄戦のショックが更に大きくなった。人の受けた傷を比べるのはナンセンスだと分かっていてもあまりに酷い。
2024/12/04Amazon Prime Video