第２次世界大戦中、連合国軍のイタリア上陸作戦に駆り出されたアメリカ海軍の戦闘輸送船とその乗組員の兵士たちの死闘を描く。アメリカ製の戦争アクション。
アサイラムプレゼンツ作品。今やアサイラム専属と言ってもいいエリック・ロバーツさん主演。ウィリアム・ボールドウィンさんとダニー・トレホさんも顔を出しています。監督はアサイラムといえばのニック・ライオン監督で正にザ・アサイラム。
事実に基づくストーリーがアサイラムプレゼンツだと、どうしても軽くなってしまう不思議(笑)
血気盛んな輸送船の司令官とそれを支える副官との対立と友情がなかなか熱い。
アサイラムの戦争映画はサイドエピソードがことごとくつまらないですが、本作はチェスのエピソードや厨房のエピソードなど割と面白かった。
こんな戦闘好きの司令官の元で今まで良くやっていたなと思いますが、演説シーンは結構キマっていました。
副官やメガネのムースのキャラクターが物語を盛り上げていました。
エリック・ロバーツさんも久しぶりに良い所が出ていたと思います。
低予算なのでどうしてもチープで迫力には欠けますが、アサイラム製作の戦争アクションにしては面白いレベルと思います。
