だるま

叫びとささやきのだるまのレビュー・感想・評価

叫びとささやき(1972年製作の映画)
4.0
「赤」‥熟したトマトや血液のような色の総称。

赤は太古より血や火の色などと関連させられ、人を高揚させる色として多くの人間に認識されていた。

人間の目は、赤、緑、青の光を感知する錐体によって様々な色の視覚情報を知覚しているが、それらのうちL錐体(赤錐体)の分布密度はM錐体(緑)の2倍、S錐体(青)の40倍もあり、他の色に比べて赤色光に対する感度が高い (Wikipedia引用)

愛、活気、危険、強烈、興奮、緊張、情熱、色情的、生命、怒り、燃える、命。

これが赤色。
社会的基準に落とし込めない人間にするには赤色であり、そして赤を持って人間は成り立っていると言える。

そして「叫びとささやき」。
思わず感性で発するのが「叫び」。
考えて理性で発するのが「ささやき」。

感性と理性を持つのが人間であり、「叫びとささやき」どっちをとってもその人間を表すものであろう。





「どうせ反映だもの。
何の??
あなた自身の。
私たちそっくりよ。
つまり、わがままさも冷たさも無関心も?、、、」
だるま

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