くれお

叫びとささやきのくれおのレビュー・感想・評価

叫びとささやき(1972年製作の映画)
3.5
滅入る程の陰鬱で不穏な死の空気
聞こえてくるのはまさに
叫び、ささやき、

あとはペンの音、息遣い、咀嚼音、ワインを飲む音、秒針の音
普通なら聞き逃してしまう音がやたらと大きく聞こえてきて不快感、緊張感で息が詰まる

さらにモノクロ作品とは一変
カラーの威力を最大限に活かした赤の誇張が
それを増長する
くれお

くれお