あの久石譲さんが音楽を担当した事で少し話題になった本作。
馴染みのある曲調はなかなか作品に合っていました。
展開はコメディ寄りでベタな笑いを交えながら進んでいく、笑いは少しクドいので好みが分かれるところ。
騙そうと思っていた相手と絆が生まれというこちらもベタですが悪くはないです。
提灯が浮かぶ運河を挟んだ街が登場しますが、直近で観た中国映画で観た街並みとそっくり。中国で有名なスタジオで撮ったんでしょうねきっと。
アクションはワイヤーアクションを多用して迫力のあるものにしていました。
VFX演出もなかなかでカエルなど気持ち悪さがよく出ていました。
中盤に出て来る女性のドタバタと物哀しいお話も良かった。
しかしコメディ部分とシリアスな部分とのメリハリが良くなく、バランスが悪いのが低評価の原因でしょうか…。