カンヌ国際映画祭批評家週間＆カメラドールノミネート作。
ジブチに住む墓掘りのグレドは貧しいながら愛に溢れた聡明な妻と息子と共に幸せに暮らしていた。しかし、妻が大病を患い日に日に弱っていき、手術費を稼ぐため金策に走るが……
貧しいながら人々の優しさと愛に囲まれた前半から、少しずつ絶望に蝕まれていくストーリーを静かな語り口で綴っていくが、エピソードの織り込み方が絶妙で飽きることなくグッと惹き込まれる。

トロント国際映画祭にて。

アフリカのどこかの国、あるカップルが直面する健康問題と家族の問題。

血の繋がらない親切な人と血は繋がっているが冷酷な人を両方見せつけられる残酷なお話。

親の反対を押しきって結婚したカップル、子供も元気に育ち、ささやかな暮らしを送ってるが実は妻が病気。

この国がどこなのかはっきり言及されてなかったけど、格差くっきり、医療を受けられるのはその高額医療費が払える人だけ。
保険というものはないのか？と考えたけど、電話もないあの状況からするとあったとしても日々の生活でいっぱいいっぱいで保険料を払えないのかもしれない。

子供が健気で父が留守の間母にちゃんとよりそっていたけれど。

なんともいえない後味を残すラスト😱

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• #後味が悪い映画_みむさん