恋のからさわぎでは横顔にチ○コを描かれていたジョセフが人の車の横にチ○コを描くようになるなんて…人は成長するモノですね
母親の死によって壊れて時が止まった家族を突如現れたクソッタレジョセフが意図してかしないでか乱暴に前に進める
クソッタレで全てメチャクチャなジョセフ演じるヘッシャーだが、彼の持つ優しい目によって「あれ、こいつもしかしていい奴なんじゃね?」となるキャスティングの妙
爽やかイケメン役が多いジョセフだが、本人はドン・ジョンやシン・シティ、本作の様なクレイジーな人物を演じてる時が楽しそう
ジョセフ演じるヘッシャーに自分の身の上をベラベラ喋らすのではなく、一見メチャクチャな話をしながらもおばあちゃんを見る時の表情や気遣うシーンで彼の人物像を観ている人に想像させる
これによって私たちも少しづつこのヘッシャーという男を理解していく
最後に彼のとった行動はやはりメチャクチャで一見訳のわからない話をしているのだが、お婆ちゃんへの気持ちと残された家族へのエールでありウルッと来てしまった