「いつだって友達止まり」を観る。
なんですか、俺のことですかコノヤロウ。←逆ギレカコワルイ。
もはやテンプレとなりつつある、ダメンズがすてきなあの娘を射止めるためにお友達たちのアドバイスで超絶イケメンに変身するやつ。
ノリがなんだろう、往年の昭和の少年マンガのラブコメなんですよね。少女マンガでなくあくまで少年マンガ。嫌いじゃない。
なーんも考えずにぼへーと観たくておすすめに上がってきてたのをチョイスしたのですが、思いがけず泣かされてしまいました。
自分磨きは必須だと思うし、努力するのはもちろんよいことだと思うですが、その結果思ってもないことや、やりたくもないことを強いられるのであればそれは本末転倒でありますですよね。
素直がいちばん大事。
アドバイス通りに駆け引きとか嘘とか駆使した結果、途中望まぬ結果になっちゃったりしてしばしそのお友達たちと絶縁状態になったりするんですが。
結果はどうあれ、お友達たちが主人公のためを思ってやってくれたことだとひしひしと伝わる。
伝わるからこそ、主人公はちゃんと許すし、ひどいこと言ってごめんとか謝罪さえしてしまえる。
こんな友だちができちゃうひとが、小細工とか駆使しないと好きなひともゲットできない世界なんて、そんなん、もう、なんというか、だめやろう。
ラストのローズの表情が秀逸。
永遠にいちゃいちゃいしといてください。