いがらっしー

よだかの片想いのいがらっしーのレビュー・感想・評価

よだかの片想い(2022年製作の映画)
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顔にアザがある事に、もしかしたら女性と男性では、そのことへの感じ方も大きく違うのかもしれない。いや、個人差があるのかもしれない。
つまりこの物語の捉え方も人それぞれ違っていいのかもしれない。
安川監督作品は『Dressing UP』の頃から『蒲田前奏曲』までずっと女性ならではの悩みをホラー的要素もとりいれながら、美しくえがかれていてどれも好き…今回もやはり大満足だった

しかし、この歳になるまで、レーザー治療もファンデーションで隠す事もして来なかった事に違和感…だけどそれは、これまで剥き出しで闘って来たからで、それが、今回変化したのは…初めて恋をしたからだと分かった時に腑に落ちた!

自分は自分のままで良いんだと自己肯定して受け入れつつ、全てを晒け出す必要なんてない事に気がついた時にやっと解放されるラストが爽やかで気持ちいい!
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