このレビューはネタバレを含みます
観たかったもの、僕が観たかったガンダム映画はこれだよこれ!
ククルス・ドアンの島を映画化すると発表された時は、ゴジョーダン!なにをいってるの?と思った。
でも最初に出た注意喚起で悟った。
本気だな?本気でやる気だな?
30分を2時間に引き伸ばして薄味だったらただじゃおかねぇ。
濃い味だったぁぁぁあ。
その最初のテロップからもう、ガンダム知らない人置いていきますからね?
映画三部作位は勿論見てきたべ?と言わんばかりのぶった切り。
急に説明もなくはじめる。
これだ、これが昨今のMCUに足りなかったものだ、、、
この作品は、〇〇と〇〇を観ていること前提となります
と出せばいい。(よくない。)
この潔さは素晴らしいけど、良いとも思ってないので、どっこいどっこい。
映画の内容がわかりやすければそれでええ。
わかりやすぃぃぃぃぃ!
つかもうただのヒーロー映画!
この令和に昭和のロボットが侍映画となった。
最後のガンダム登場なんて、まさしく椿三十郎や、眠狂四郎のよう。
夜闇、光に照らされたガンダムなんて
よっ!まってました!と言いたくなるかっこよさ。
その後ジリジリとつめより、一撃で仕留める歴戦の勇士アムロ・レイ。
今後の戦争のこともすでに考えてるアムロ・レイ。
島の子供達に手を振られても笑顔のひとすら見せないアムロ・レイ。
ガンダムだよ!これ!間違い無いよ!
アムロ・レイは島の誰にも心を許してなかったんだよ!
最高じゃん!
そしてなんと言っても少ないながらも見やすい戦闘シーン。
ハサウェイの真っ暗で何してるかわからないのと違う。
俺が!観たいのは!かっこいいガンダムなの!かっこいぃ!とこの間シンウルトラマン観たときのような童心になるこの気持ち。
安彦先生有難うしかない。
まだミハルの話がありますからね、先生。
まだまだ長生きしてくださいよ、先生。
すこし残念な所も、そこがマイナス0.5かなと
ありがち。
物凄くありがちな話。
ベター。
富野なら子供の二人や三人は〇してた。
平和すぎ。
あと、システムにも苦言
ハサウェイもそうだったけど、必ずどの時間帯でもどの年齢でも、1900円払えってのは横暴。
最高だっただけに、特別料金というのが本当に惜しい。
アニオタ以外、ガノタ以外は観なくて結構でーすってするのは本当に残念。
ポイント鑑賞でもいいし、サービスデーでもいいから観てください!とするべき。
これを観てガンダムに興味を持ちました!って人が現れてもおかしくない出来。
パンフも高すぎるし、一番高いパンフが4000円???
スイスかよ、って思いましたわ。(一番下のランクでも1100円、たかい。)
最後に
81プロデュースの武内駿輔(24)は、ばけもんか、、、
あの細い体のどっからあんな声出せるんだ?????
マジで最後までククルス・ドアンは玄田哲章かと思ってたよ
ドアンやってるからスレッガーじゃないんだな、、、って本気で思ってた。
山ちゃんを継ぐものになりそうな芸達者ぶりで24歳、未来が明るすぎて
おじさんには眩しいよ!!!
あ、またも周りはジイさんばっかでした
俺もアラフォーだしおあいこってことで。