僕愛→君愛の順番で鑑賞。
僕愛の方は、割と普通のラブストーリー。
君愛は幽霊になった初恋の人を救うラブストーリー。
前提として二つで一つの「僕愛君愛」という作品だと思う。
感じ方は人それぞれなんだろうけど、自分は君愛の世界線が主軸になってると思った。
理由としては、ドラマ性があるのが君愛の方だから。
幼馴染を亡くして一生懸けて奔走するってのが題材としてはインパクトある!もちろん僕愛の方もドラマ性があるんだろうけれども。
上記の見方をするのであれば「君愛僕愛」について、君愛はマクロを、僕愛はミクロを描いていると思った。
僕愛だけだと、ちょくちょく謎のシーンとかもあるんだけど、君愛見れば解決する。
君愛の作品軸があって、そのあいだあいだに僕愛の世界がリンクする感覚(文字にすると難しい)。
内容自体は面白いし、感動した。
君愛→僕愛で観れば、もっと感動できたのかな〜(その分僕愛見終わった際には友達と一緒にシーンの意味を考察できたけど)
残念な点は、折角面白そうな試みの映画やのにプロ声優を起用しなかった点。風立ちぬみたいな作風を目指したかったのか知らんけど、こういう絵柄が爽やかな作品に普通の声は合わん気がする。
まあでも話自体は面白いので、声優にさえ目を瞑ればいい作品だと思った
最後にみる順番について。
余裕があるなら、僕愛→君愛→僕愛。
王道の順番は君愛→僕愛だと思いました