てらしまん

君を愛したひとりの僕へのてらしまんのネタバレレビュー・内容・結末

君を愛したひとりの僕へ(2022年製作の映画)
4.3

このレビューはネタバレを含みます

僕愛→君愛の順番で見ました

高校生の高崎暦は両親が離婚した際、父親についていくことを選び、暮らしていた。
暦は父の勤務する虚質科学研究所で佐藤栞という少女に出会う。互いにほのかな恋心を抱く2人だった。ある日親同士が再婚すると知る。再婚してしまうと、2人は結ばれる事ができないと思い、兄妹にならない並行世界へ逃げようとする。

子供の頃の無知が原因で
一生一緒にいるために行動した事で
最愛の人を亡くしてしまう結果に。
とてもとても苦しい。

最終的に暦が取った行動は栞と絶対に出会わなかった世界に遡って人生をやり直す事。
交差点に縛られた栞を幸せにするために、自分だけでなく、自分の事を好きでいてくれる和音を巻き込む決断をする。
愛する人のための行動力はすごいけど、救われない人も一緒に描かれていてあまりスッキリとはしない終わりだった。