実話をもとにしている作品なので軽々しい表現はできないけど、緊迫感が半端ではなかった。実際に事件が起きたのとほぼ同じ時間で作られているので目の前でリアルタイムに進んでいる感覚になる。もし劇場で観てたら終わった後しばらく席を立てなかったかもしれないくらいの衝撃。
登場人物の背景も何も語られずただ起きた事件のみを描いているので、これを観てあなたは何を感じましたか?と問いかけられている気がして作り手のメッセージが強く伝わってくる。製作総指揮はモーガン・フリーマンとのこと。
胸糞悪い警官の中でただ一人まともだったロッシのような警官は実際にはあの場にいたのだろうか。彼のような警官が増えて欲しいと願うとともに、今後このような痛ましい事件が起こらないことを祈りたい。