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レイジング・ファイアのbopapaのレビュー・感想・評価

レイジング・ファイア(2021年製作の映画)
4.3
2021年 124本目

2021年の最後に観た映画が2021年の個人的最高点数作品になりました、しかも結構ダントツ点。香港映画は点数甘め。カンフーアクションにも甘め。という自己採点基準はあるんですがそれを差し引いても今作のアクションは凄過ぎました。香港映画なので勿論レビューは無駄に長めです!

その1
ドニー・イェンはいつもの無敵のドニー・イェンなのですが、相対するニコラス・ツェーが凄過ぎました。

まず、イケメン。昔からイケメンですが歳を取って色気がヤバい、おかしい。画面に出る度に「めちゃくちゃイケメンや…カッコ良過ぎるやろ…」とずっと思えてしまいます。

大画面であのイケメン観るだけで既に価値があります。嫁も娘も同じ感想を言っておりました。正直「福山雅治さんの上位互換」なんて単語がこの世に存在するとは思いませんでした、今作のニコラス・ツェーを観るまでは!そのくらいイケメン。

その2
カーアクションもガンアクションも頭おかしい。

特に中盤での、バイクと車のアクションはあんなシーンどうやって撮影するの?の連続。エンディングを観たら、カメラアングルで上手く編集するんだなぁ〜、上手だなぁ。とわかるのですが劇中ではその展開が速すぎて、ドニー・イェンの隣に乗ってるような感覚でずっと心臓がドキドキ出来ます。

その3
ラストの2人の戦いが凄過ぎます!

「SPL」でのドニー・イェンvsウー・ジン、「スパルタンX」でのジャッキー・チェンvsベニー・ユキーデの戦いを至高としているボクには今作のラストアクションはドンピシャ。戦ってる最中ずっと興奮して椅子から浮き上がりそうでした、何なら2mmくらい浮いてたかも知れません。

素手、ナイフ、鈍器、様々な武器を持ち替えながら、超高速の戦闘が繰り広げられます。余りのスピードにアラフィフの動体視力はもういっぱいいっぱいです。信じられんくらい満足して劇場を出られます。最高でした。ベニー・チャン監督の遺作となってしまった本作ですが、本当に凄まじい作品をありがとう!
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