【ドニー・イェンの香港ハードボイルド】
かつて香港警察でバディを組んで巨悪を追っていた二人の刑事、ボンとンゴウ。
ある事件と裁判を境にンゴウは豹変し、ボンは苦悩することに。
ンゴウの警察への恨みは理解できるとして、五人一緒にここまで残虐なヴィランになってしまうのはちょっと無理がある気がした。
白昼の高級ショッピング街でのストリートガンファイトでは、一般市民にワイスピやジョンウィックのような配慮はせず、さすがにやりすぎじゃないかと。
ベニー・チャンの遺作とはいえ、エンドロールで見たかったのはそれではないと思った。