ピュンピュン丸

KAPPEI カッペイのピュンピュン丸のレビュー・感想・評価

KAPPEI カッペイ(2022年製作の映画)
3.1
高いスコアはつけにくいおバカ映画。
伊藤英明さんといえば、自分的には『悪の教典』のイメージが強いので、もうギャップがすごい。

私の時代、ノストラダムスの大予言のインパクトはリアルタイムだったので、オモロかった!実際、その予言の日、ちょっと地震があったんだけど、それで終末だ!と早とちりして自殺しちゃう人なんかがいて、ニュースになっとったな。集団自殺もあったしね。

ノストラダムスの大予言について高校生の時、友達と話していたら、ある友人が、「人類が滅亡したかどうかなんて、誰にも分からなくないか?」と言われて、なるほど、そうだと思い、考えること自体バカらしいという結論に至ったことを覚えている。

仮に自分が最後の一人になったとして、本当に自分が地球上にいる人類の最後の一人かどうか確かめようがないじゃないか?
ってことだったね。

でも、終末戦士たちは、そこにマジで取り組んでいて、でも師匠はいい加減なやつで。

いやいや、終末戦士たちがそのガタイの良さにもよらず、心折れやすくて、みなひとつ部屋に集まってしまうのには笑えた。

終末が来ないので、人のために戦う必要がなくなった終末戦士たちは、目的を失い、結局、自分の幸せのために戦うことに。そして、恋に走るなんてね。深いような、当たり前のような。

でも、終末戦士たちはオッサンでしょ?それが大学に乗り込んで、若い女子大生を追いかけるってのはいいのかな?笑