ピュンピュン丸

お熱いのがお好きのピュンピュン丸のレビュー・感想・評価

お熱いのがお好き(1959年製作の映画)
3.9
ビリー・ワイルダー監督脚本で、ジャック・レモンとトニー・カーチスで、とどめは大スターのマリリン・モンローが出演なんだから、面白くないわけないの二乗みたいな映画。

ほとんど『紳士は金髪がお好き』と同じテイスト。でもあっちが1953年で、こっちが1959年だから6年も経っている。なのに、あっちがカラーでキラキラしているのに、こちらは白黒作品。理由はわからない。モンローのキャラはほとんど同じ。でも、ちょっと美貌にかげりが見えていて、少し哀しい。でも、充分綺麗だし、可愛いんだけど、年齢的にとぼけたおバカキャラが少し無理になっているように感じた。

この映画って、何となくだけど、ドリフターズの映画に影響与えてないかな?時代考証的にどうなんだろ?バンドマンが騒動に巻き込まれながらの珍道中、途中に報われない恋ありってのは、ドリフの映画って気がした。見ていて、なんとなくジャック・レモンとトニー・カーチスが加藤茶とチョーさんのように思えてきたし。