ちぃ

フィンチのちぃのネタバレレビュー・内容・結末

フィンチ(2021年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

★3.8 地球は人間が住むのに適した星ではなくなった。太陽フレアでオゾン層は破壊され、有害な紫外線が直接肌に届き、気温は65度を越え、緑の大地を失い砂漠化していた。その中でも懸命に生きようと愛犬とシェルターで生活していたフィンチは、自分の体が病魔にむしばまれていることを悟る。それ故、自分が亡くなった後も愛犬を守るため、一体のロボットを作り上げる。そんな折、シェルターに巨大竜巻が接近する。彼らは、シェルターを捨て、バンで安全そうな西の地を目指す。

ロボットはのちにジェフと名付けられるが、前半の彼は映画の#チャッピー を見ているような感覚。出来立てほやほや、無垢なロボットは融通が利かなかったり、人の心が読めなかったり何かと苦労する。
途中、フィンチが体調が悪くイライラも募ってジェフに当たる様が切なくなる。
そのうちフィンチを失った愛犬とジェフ2人での旅、そして終着点での絵葉書のシーンは涙でしかない。
ちぃ

ちぃ