ミスター

ユー・アー・ノット・マイ・マザーのミスターのネタバレレビュー・内容・結末

4.0

このレビューはネタバレを含みます

ジャケットほどのインパクトはなかったものの、雰囲気は非常によかった。日本のホラーにも通じるような、数秒前にはいなかったはずの場所に佇む女性の姿や、ジャンプスケアに頼らない不気味な雰囲気があり、母親がを中心にいつ何が起こるか分からないという緊張感と湿度の高い映像が個人的にはよかった。母親が口にてを突っ込む場面や母親最終形態(?)のビジュアルは不気味さがあって特にいい。信頼できる友人もできて、母親も戻ってきて、しかしそれでも最後は「お守り」という超自然の庇護をえようとするというのは皮肉な結末。やはり主人公の子も精霊側だった、ということでしょうかね。
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