お化け団地と呼ばれる解体寸前の団地。
少年少女達は何故か突然海に浮かぶ団地に取り残されてしまう話。
少年少女達だけで生きなくてはいけない、ひと夏の冒険のようだけど、重いテーマだったと思う。
可愛い絵柄で、大切な思い出のあるもの、場所、人との別れについて描いていた。
大人に刺さるような話で時々苦しくなった。
少し展開が微妙に感じるところもあったけど、個人的には嫌いではない。
けど、大人になって観ると感じる理性的な部分と、自分の中にある子供な部分が反発して辛かった。
成長物語として観ていてグッとくる映画だった。