実写ドラゴンボール然り、限りなく低いハードルを予想通り超えてはくれなかった。
まぁ、1年に一度くらいはこういうのを観るのも悪くないだろう。
正直あまり宣伝など力を入れていないように思える本作、正解である。
こればっかりは金をかければかけるだけ勿体ないというもの。
勿論良い部分もあり、真剣佑の服がチリチリと弾けていき、最後は上半身裸になる部分はファンからすればたまらないだろう。
また、ここまで爽快感のないペガサス流星拳はなかなか珍しい。
全体的にアクションは良く、特にマーク・ダカスコスは実に格好良かった。
サイボーグ兵相手に引けを取らない戦闘シーンは素晴らしかったように思う。
基本的に終始辛気臭い雰囲気の本作だが、刺さる人には刺さるかもしれない。
続編を匂わせてはいたが、恐らく実現しないであろう為、今の内に興味のある人は観ておいたほうが良いかもしれない。
