はま

聖闘士星矢 The Beginningのはまのレビュー・感想・評価

聖闘士星矢 The Beginning(2023年製作の映画)
3.3
観ずに批判せずに、観てから批判しなさい!
私は観たからその権利がある!!←

でもさ、言うてみんな結構「先入観」で批判してるとこもあるやん?
「2次元の実写化」「日本人主演」「CG多様」みたいなポイントが揃って「観る前からクソ」みたいな空気醸し出してるところもあるやん?
確かにそこら辺は観てる最中も頭のどっかに引っかかったまま取れない難点ではあったんやけど、それを踏まえても評価すべき所は端々にあったというのが私の感想。
※ただし私の感想には多大なる偏りがある

まず言えるのは「アクション監督だれ!?有能すぎ!!!!」ってとこ

冒頭の素面アクションの振りやら演出やら、なんか香港アクション系のスピード感もありつつ、ビジュアル面の迫力もありつつ、あんまり見ないスピード感(緩急)があって普通に冒頭でグッと惹きつけられた。あそこ最高。
願わくば今回アクションに関わったスタッフがどこかで評価されてステップアップしてほしい…

ただそれゆえに「終盤のCGアクションが見劣る」という難点(比較対象が先に出ているがゆえに余計見劣るという)😩
いや、素面であれ出来たなら聖衣着けても出来るやろ!スタッフを信じろ!ってなったよね。(CGスタッフを信じていないわけではない)
フェニックスのエフェクトとかバチクソカッコよかったんだから、良い所(アクション)と良い所(エフェクト)を掛け合わせるだけでよかったのに… もったいない…

ということでアクションに関しては内容が進むにつれて⤵︎ でも1番評価できるところでもあった。

ストーリーは原作そこまで詳しくないので比較はできんけど、読めるっちゃ読める展開で意外性があんま無かったので、星矢のキャラ立ち含めてウーーーーーンって感じだったけど が故に
マイロックがめちゃくちゃ目立ってて良かったと思います(みんな好きになるやろ)


もう真面目な感想はこれぐらいでいいか




私はさあ
『007/ゴールデンアイ』で育った人間やねん。
家にあったビデオ擦り切れるまでゴールデンアイ観とんねん。ハリウッドの初恋やねん、ショーン・ビーン。
そんで
「実写化は総じてクソ」の精神を真っ逆さまに覆したのは真剣佑やねん。『ちはやふる』の綿谷新くん観て あれは新くん 私が唯一認める「お前は二次元」真剣佑。

そんな2人が並んで立つことある??????????????????????????????あります?????????この映画ならね??????????????????


予告編ですら信じられんかったもんなーーーーーーーー 本編始まってすぐ会話するけど全然現実味無かったわーーーー
まだ夢かもしれん

私にとっての日英の頂点がちょうど同じ映画で揃うってなんなん どうぞ観て下さいのやつやん はい観ましたよ
なんならゴールデンアイのゼニアことファムケ・ヤンセンも出とるし「私が1番好きなターミネーターは3だ」って言い続けてきた甲斐があったかニック・スタールまで出とるし(『スリープウォーキング』面白いよ 観て)なんか同窓会に参加しとる気分やった 私が

そりゃこんな私が観とるんやから楽しめん訳がないのよ
というガバガバ基準

真剣佑は日本に帰ってこずにずっとハリウッドでやってほしい。今回の映画もちゃんと主演はオーディションやったって(『Aスタジオ』で)言ってたし、そもそも「英語を流暢に喋れる日本人」ってだけでまず貴重なんやて。活きろ
身体もハリウッド準拠すぎて最後上裸になるところちょっと笑いそうやったもん ガチモンの2次元ボディ…

楽しかったー。色々と。私の夢詰め込まれすぎて。感謝。
はま

はま