真剣佑さんの男前さが光る作品。アクションがある程度見応えがあるだけに、ストーリーの雑さが目立ってしまいますね。
もう少し丁寧に設定をたどれば、もっと面白い作品になっていそうです。
（原作含めての）英題でもある「Knights of the Zodiac」の設定が全く生かしきれてないと感じます。
シルバー、ゴールドなどの言葉が出てくるけれど、戦士たちの階級などは完全に無視されたストーリーになっている。
話が収まらないのを覚悟で、星座をモチーフにした戦士たちである、という設定をそのまま残さないと、なんでペガサスなのかとか ぜんぜん分かんないんですよね。
原作の設定を殺すなら殺すで、もっと丁寧にストーリーを辿ってほしいです。
原作を知らずに見ている人がいることを考えれば、やはり、話の筋を通さずに乱雑に取り込まれるゴールドアーマーの存在や、突然の流星というキーワード、などなどに…強く「置いてけぼり感」「無理やり感」が出てしまっているのは間違いないと思います。
実写化するにあたって絵映えするので、マリンさんとの修行とかはよくわかるんですけどね…わかるけど
