もう体感が30分くらいで、一瞬で物語が展開し、一瞬で終幕した。それくらいストレートな物語で、親近感のあるキャラクター達による展開がサクサク進んだ。裏を返せば内容は薄く、予想しやすい内容ではあった。
しかし、所々に感じるスーパーマリオシリーズに対するリスペクトが感じられ、ファンムービーとしては他の「アニメ化」とは一線を画すクオリティーの映像になっていたのではと感じた。特に登場キャラ、能力に紐付いたBGMに関しては非の打ち所がなく、ここでこのBGMが来たら最高だろ！ というタイミングでバッチリ曲がかかり、気持ちが良かった。これだけでも劇場で見る価値は充分にあるだろう。…と、感じた。
