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義足のボクサー GENSAN PUNCHのTKNRのネタバレレビュー・内容・結末

義足のボクサー GENSAN PUNCH(2021年製作の映画)
3.7

このレビューはネタバレを含みます

2022年 139本目
(劇場 102作目)

立川キノシネマ最終日に滑り込み鑑賞。

実際の格闘技の試合ってあんまり見ないんだけど、映画は好き。
「生きててよかった」に続いてボクシング題材。最近までやってたキムタクのドラマもボクシング題材。

フィリピンを主戦場として戦うプロボクサー土山直純の実話物語。

戦う力はあるのに義足というだけでプロライセンスが取れない。どうにかしてプロになりたい事からフィリピンへ単身辺りライセンス獲得へ向けて練習に励む。

仲間の突然の死からコーチは八百長を。 
試合前に知らされるも、
「You don’t trust me?」と何度も訴え、気持ちは通じたように見えたが、試合前に仲間から聞かされる。聞かされた通り実際に3ラウンド目で勝ちライセンスは無事獲得。
尚生は八百長無しでもう一度試合をさせてくれと懇願。

試合は行われるが相手はかなりの凄腕。
パンチを何度も打ち込むが相手は尚生が義足なのをいいことに足を踏んで転ばせる。
接合部にキツい痛みが走るダウン仕掛けるがカウント9で立ち上がり見事KO勝ち。

フィリピンでのライセンスを持って日本に来たが日本での発行は認められず。。。

健康の為とか命の為とか言われるが過去に例が無いだけでご都合主義の日本の役所体制が滲み出ている。

命をかけてでもやり遂げたい事がある。
生きる事より生き切る事が人生にはあるんじゃないかと。

カメラワークがめちゃくちゃ良く、ファイトシーンとかめちゃくちゃ臨場感がある。
暑いからセンスを持って鑑賞してたんだけど試合のシーンはずっと拳握ったままで、読んで字の如く手に汗握るだった。

GENSAN PUNCH のGENSANはこのボクサーのあだ名か何かかと思っていたら、フィリピンの町の名前でGeneral Santos の略でジムの名前になってるGENSAN gymだったのね。
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