2010年にシリーズ3本イッキミした。
ソフィア・コッポラがマイケルの娘メアリー役をやっていたと気づいたのは見てからだいぶたった頃。
どれも見ごたえがあるんだけど、個人的にはパート3が一番面白く好みだった。
1がヴィトが君臨したコルレオーネ一族の栄光と影、2はヴィトが栄華を極めるまでの若き日と息子のマイケルが継いだコルレオーネのトップとしての苦悩、3はマイケルのコルレオーネ一族の晩年。
3はまるで舞台劇、シェイクスピア歌劇のような因縁と運命と悲劇。
父の築いたコルレオーネ帝国を継ぎながら、家族の幸せを考え苦悩する姿は相変わらず。
娘が思いを寄せた男性がまさかのあの人の息子、なんという運命のいたずらなのか。
それだけにとどまらず、アクション映画のような派手な邸宅襲撃惨殺、クライマックスのオペラと地続きのような結末。なんという劇的な終わりかた。
いやー面白いこれ。
一番娯楽映画寄りで見やすくて山あり谷あり涙ありで満足なやつ。