ケイのことを実は思っていた、とマイケルが本人に伝えたところで、2人の関係は改善したのかと思ったがその分ラストは哀しかった。
そういえばマイケルは甥のビンセントに、彼と同じ行動をとるように要求していた。ビンセント・コルレオーネになるためには想い人のメアリー(マイケルの娘)を諦めろと。
個人的にはマイケルが懺悔をするシーンが心に残っている。そしてヨーロッパはキリスト教に支配されていながらキリスト教の精神は皆無なんだという台詞が心に残っている。
どんなにファミリーのために命をかけようが、ファミリーのためにファミリーを殺すという矛盾と戦い続けたマイケルの哀しみを分かってくれる人は居らず、永遠に独りだったんだろうと思った。