Ren

ゴッドファーザーPART IIIのRenのレビュー・感想・評価

ゴッドファーザーPART III(1990年製作の映画)
4.9
【The Godfather: Part III】





[栄枯盛衰]

音楽が荘厳、哀愁漂う雰囲気





これぞ映画、っていう映画を見た。
シーズン3部作通してやっと、この映画が不朽の名作の、名作たる所以だなと理解できた。

劇場のシーンは最初から最後まで息が止まるくらいの緊張と不安、劇場の中の攻防は勿論、劇場の外で襲撃され娘が殺され、マイケルが叫ぶシーン、シーズン通しても強烈な印象だった、、

マイケルが逝去する最後のシーンに、この3部作の意味する全てが込められてると思う。
最後のマイケルの逝去のシーンは、Part1のビトーの逝去を思い出させる。
でもビトーは家族を愛し家族が周りにいる中で死んだのに対して、マイケルは1人で倒れた、その逝去のシーンを比較しても、2人の違い、領袖としての器、気概、ファミリーへの愛が対照的に描かれてるなと感じた。





下手な言葉遊びはいらないなと思うほどの傑作。
自分みたいに素晴らしい映画見た時に良い言葉を取り繕って美化しようとするけど、この作品みたいに不朽の名作には逆に邪魔になる、でも自分の言葉で表したい、、笑
言いたいことはたくさん、でも多くは語るまい。笑





アルパチーノ
ダイアンキートン
ロバートデニーロ
アンディガルシア

等々、この名作を飾るに相応しいキャスト!!
特にダイアンキートンは他の作品で好きな上にこの作品でさらに尊敬の念が深まった!
デニーロのビトー役も印象的、仲間を大切にするビトーの性格を、part2という1番難しい所で演じ切るのは名優の名優たる所以。
アンディガルシアはイケメンすぎる、、!ラストは甘いマスクの裏で綿密な計画を立てるゴッドファーザーを見事に演じきってたと思う!
アルパチーノが素晴らしいのは言わずもがな、表す言葉が見つからないくらい、素晴らしい!
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