THINGS YOU CAN TELL JUST BY LOOKING AT HER 1999年 ロドリゴ・ガルシア監督作品 110分。ロサンゼルスに暮らす女性たちの悩みや転機を描く五話から成る。認知症の母を介護するキーナ-医師(グレン・クローズ)はクリスティーン(キャリスタ・フロックハート)のカード占いに耳を傾ける。不倫して妊娠した銀行支店長レベッカ(ホリー・ハンター)の苦悩と決断。息子と暮らすシングルマザー、ローズ(キャシー・ベイカー)の恋の予感。重病の恋人リリー(ヴァレリア・ゴリノ)を見守るクリスティーン。盲目の妹(キャメロン・ディアス)と暮らす刑事キャシー(エイミー・ブレネマン)。彼女らの人生が少しずつ重なり合う。地味で淡々としたドラマだけれど、時折ズシッとくる。ホームレスのオバサンの説教にレベッカが聞きいるエピソードが印象に残った。