アメリカから来た少女／アメリカン・ガールの毱のレビュー・感想・評価

『はちどり』や『わたしたち』といった子供を主人公に据えた映画のエッセンスを、この映画にも垣間見ることができる。
13歳の彼女は先述した映画の主人公よりも年齢が上だけれど、歳を重ねているからといってそのような揺れ動きが無くならないことを証明しているかのような。それは、末娘がSARSではなく普通の肺炎で退院ができるとわかったあと、安堵のあまり（？）階段まで走って隠れて涙する父親にもみることができるのだった。