ラララプソディー

銀河英雄伝説 Die Neue These 激突 第一章のラララプソディーのネタバレレビュー・内容・結末

4.5

このレビューはネタバレを含みます

 おもしろかったです~! 綺麗だった~~~~まじで絵が素晴らしすぎますね。めちゃめちゃ丁寧につくられているのがわかって、凄く嬉しいです。
 冒頭は、今までを振り返ってくださってそれも又丁寧。もちろん、前作からの流れを知らずに見る方はなかなかいないとは思いますが、いかんせんテレビの放送からも少し時間が経過しているので、ありがたいやり方だなあと思いました。

 初陣、ですが、なんと言っても綺麗に育ったユリアンくん…! 心も体も、きちんと育ってありがたい。その中で、前線に出たときに自分に感じる違和感のような物もきちんと感じ取っていて、さすがヤンが保護者をしているだけあるなぁと、感心しました。
 教官が最後未帰還なのがとても切なかったですね…。

 双璧、に関しては、かっこよすぎやしませんか? 私は以前からロイエンタールのキャラデザが好きなのですが(瞳の色はもちろん、サイズや、髪の毛の流し方等)、今回もそれが遺憾なく美し~~~く描かれていて、フルスクリーンありがとう;;っておもいました。
 ミッターマイヤーはなんとしても実直! 最高に気持ちのいい男ですね、いつまでも幸せに暮らしてくれよな…笑
拷問のために囚われたシーンで、フレーゲルに向かって、豚が人間の言葉を話すな、こっちが恥ずかしくなる、といったシーンは心臓がぎゅんとしましたね! まじかっけーー! やってくれる男!

 過去の部分のシーンで、朗らかな様子のキルヒアイス様(突然様をつける笑)をみられて私は……;;キルヒアイス様本当に、しんでしまったのが悲しいので、あんな風に、小さなおうちでラインハルト様と暮らしていたの、ずっと続いて欲しかったと思うばかり…。願わくは将来的にアンネ様と結婚して欲しかったと思っていて、これは個人的なことなので、不快に思った方はスルーしてください。

 ラインハルト様による改革が進んでいくシーンは、楽しく、明るく描かれているのに、どこか闇が漂っていて、なにかが起こりえるような雰囲気を醸しているのが上手い演出だなぁと思いました。先が怖いですね。
 オーベルシュタイン様のおうちのわんちゃん幸せに暮らしてくれ…笑

 一方ヤンですが、木漏れ日の中いすで眠りながらもたくさんのことを考えているところは凄く好きです。ふとしたときに見せる、すべてわかっているような表情が普段との違いで、頭の良さが垣間見えますね。
 ところで私はシェーンコップさんが好きなのですが、特に三木眞一郎さんの声がずっと好きなので今回出番が少しだけでもあって嬉しかったです。何ですかねあの、体に響く声は…。最高…笑

 と、書き連ねればキリはないですが、とにかくあっという間の100分ちょっとでした。主題歌2曲も割かし世界観に合っていて、透き通った感じがとても良いなと思いました。
 今から来月も再来月もとっっっても楽しみです。