このレビューはネタバレを含みます
難しかったです! 一言で言うと駿さんワールド全開です!笑 しかもちょっとくらくて難しい方の駿さんワールドです。
公開されて今もなお、見た人にしかわからない情報が多い映画で、なおかつパンフレットもまだ販売されていないと言うことで、情報統制がかなりされています。
個人的には、そんなに秘密にすることもないのでは…? 情報出し過ぎも良くないけど、まるで無いのも不思議で仕方ないなぁと思ってました。
さて、映画自体のお話ですが、やはり映像がすごくきれいで、見ていて眼が楽しかったです。
鳥の描写が圧倒的で、どのシーンをとっても鳥の羽ばたきや、動きその他が素晴らしかったです。
どの鳥も怖く愛らしく、目が離せない動きをしてる鳥ばかりで素敵でした。
もちろん他の動物たちも、すごく生き生きしていて、集合体恐怖症の方が見ることができるか心配になりました。笑
人間のキャラクターの方々は、なんとも人間くさい方が多くて、なんで~…;;となりながら見てる部分も多かったですが、おばあちゃんズは面白いくらい出始め怖かったですね笑
後半は可愛らしく感じられるので不思議です。
世界変わってワールド広がる中、出てくるキャラクターの皆さんも、最終的にはハッピー(?)な着地をするので良かったです。
特にキリコさんはよいキャラクターでしたね…。若かりし頃も、お年を召されてからもすごく魅力的なキャラで素敵だなと感じました。
ところどころ出てくるちっちゃくて可愛いキャラクター等も見所だなと思いました。わちゃわちゃ動いているのがとても可愛いです。
おばあちゃんズ人形(こけし?)も可愛かったです。重ねて飾りたい。
というわけで、いわゆる駿さんワールドだらけの2時間なので、ジブリが好きな方、駿さんの作るアニメや作品が好きな方…色んな方に触れて欲しいアニメだなと思いました。
好みは分かれるとは思いますが、まとまり方や、作画等のきれいさはやはり素晴らしいので、情報は無いし映画の料金も値上げして、切ないですが、たくさんの方に見て欲しいなと思いました。