彼は創造者なのか?破壊者なのか?
題材が題材ではありますが、久しぶりに点数をつける作品ではないものに出会いました。そして、歴史的知識が多少ないと置いてけぼりをくらう話であり、集中しても分からなくなる登場人物の多さもパニック要素。
学校では絶対に習わない日本をめぐる歴史的背景に迫った作品であり、点と点が線になるような作品でもありました。もちろん、全部が全部史実に基づいてるとは思わないけど、それでも史実に沿った話ではあるので!
ノーラン監督が伝記を撮るのは珍し過ぎますが、時系列トリックのせいでかなり難解。ただラスト1時間で、モノクロ映像とカラー映像の意味がわかった時に「あー、また最初から観ないと」となるのは、やはりノーラン節😂笑
IMAXで観ると、轟音と静寂の対比、視界に広がる炎や煙が恐ろしく、震えてしまった。オッペンハイマーとアインシュタインの会話も恐ろしく、最後には放心状態…。あのあとに、アインシュタインはラッセル・アインシュタイン宣言を発表した、ってことで合ってるのだろうか?
もう一度、観直して理解したいと思うけど、色々な側面でしんどくなるので、時間を置いてからにします。