◼️オッペンハイマーの心理状況がよく分かる映画でした〜🎬◼️
クリストファー・ノーラン監督作品ですし、難解な映画と聞いていましたので、覚悟して見に行ってきました〜
三つのパートが入り混ざった構成で、最初は戸惑いますが、だんだん分かってくる構成になっています〜
日本に原爆が落とされる前、原爆実験の成功あたりより、オッペンハイマーの表情に笑顔がなくなり、無表情になっていく様子が印象的でした〜
映画の中で、日本の被爆地での惨事をオッペンハイマーが見ない様子が印象的。
”罪悪感”に耐えれなかったのでしょうね、、
Wikipediaによると、彼は戦後日本を訪問していますが、広島、長崎を訪問しなかったそうです、、、
でも、本当に罪悪感があったとしたら、訪問して欲しかった、、
オッペンハイマーは、自身の物理の天才的才能に対して誇らしく思う一方、物理の技術が人を殺す兵器として使用されることに葛藤を抱いていった。
「原爆の父」と褒め称えられたが、水爆の開発には反対した。
ソ連との核兵器競争を防ぐため。
ノーラン監督は、オッペンハイマーのこの偉業を讃え、世界平和を願って映画化したのであろうが、、、
確かに、本作の構成は素晴らしい。
オッペンハイマーが、自身の技術を戦争に利用されたことに葛藤する様子を描いているのは素晴らしい。
しかし、本作はノーラン監督からのオッペンハイマーの心理の推測ですし、実際は、、、?
日本人の私としては複雑な気持ちでいっぱいだった、、