このレビューはネタバレを含みます
アマデウスと火の鳥異形編くっつけた様な話なんですが、前半のみんなでミッションをやり遂げるのと後半の吊し上げがまるでトーンが違う映画。
アマデウスが大人になり自分の業を背負うのが風立ちぬより踏み込んだ展開だなと思いました。原爆の直接的な被害を全く描かず幻覚で間接的に描くだけなのは、アメリカの超大作の限界がいまだにこのくらいなんでしょう。
それでも被爆者3世として原爆マンセー映画ではなかったと思います。
池袋のフルアイマックスで見ましたが、人間ドラマの作品でアクションはないのでノーラン作品には珍しくアイマックスでなくても面白さが損なわれないタイプの映画だと思います。