バーベンミーム作った奴としょうもない忖度を働かせて公開を遅らせた人に怒りを感じるくらいクソ面白かったです。
この映画、リンゴのシーケンスが全てを表すメタファーなんだよね。そこで帰っても良いくらいオッペンが集約されてる。3時間も本当はいらないんすよ。実はずっと同じことをやっている。
さておき、出演者は全然知らないで観たからもう出るたびに心でガッツポーズだった。みんなは会話劇で退屈と言うけど、短いスパンでこんなにゲスト来るだけでテンション上がるでしょ？そういう工夫もされてるぜ会話劇で通すために、チャレンジするために。
原爆うんぬんより人間ドラマで盛り上がらせるシンゴジ的展開は、ある意味これまでのノーランの映像革新とは裏腹な表現だよね。
その表現は相対性理論、銃撃、時間逆行、コウモリに匹敵するエンタメである。
科学の進歩と人間の愚かさ、そしてその判断を政治的な力で簡単に判断されるし、本人は永遠に判断しきれない。
